管理社会が到来する理由

現在、日本の人口の約半分が給与で飯を食っている給与生活者だ。残りは、子どもや老人、会社の経営者、自営業者になるが、サラリーマンの数が圧倒的に多いのが源田社会だ。

サラリーマン組織の原型は、軍隊だ。
指揮官のもと、効率よく組織を動かすための上意下達の組織を目指して作られている。従って非常に効率的だが、指揮官の能力で大きく、組織の姓かが変わってくる。

多くの人が、漠然と軍隊のような管理される組織では、働きたくないと思っているのだが、実は、すでにサラリーマンとして、組織の中にガッチリと組み込まれている人がほとんどだ。

そのような既成組織は、予測可能な業務を明確な形で組織化している。さらに通常業務は、明文化されている、されていないに関係なくルーチン化されていて、あえてそのような業務を好む人が多い。

要するに突然の判断を迫られるような場面があまりなく、あったとしても、それ専門の上司などに対応を任せることができる組織だ。

例えば、コールセンターなどは、そうだ。

初めてのケースがあったとしても、誰かが処理し、それをマニュアル化することで、みんが対応できるようにしていく。

組織の中で働いている人のすべてが、自分が指示する側に回りたいわけではなく、人の上に立ちたくない従属性を好む人は多い。

だから、世の中は、世論というう見えない流れで揺れ動いていくが、最も怖いのは、独裁的な思考を持ったリーダーの登場だ。

独裁者の登場は、多くの場合は、パターンが決まっている。それは政治の世界が腐敗、混乱しどうしようもない厭世観が蔓延したときだ。

現在、日本はそのような雰囲気になりつつある。

二世、三世議員が、政治の重要ポストに就くお公家様政権になると、国民との距離が遠くなる。何しろ、生まれてこの方、お金に苦労したことのない人たちだ。

さらにお公家様集団は、責任をとることが苦手だし、叩き上げの人たちとは違って、ギリギリの場面でギリギリの決断ができない。さらに貴族政治と同じようにお公家様同氏が一緒につるみたがる。

そうすると有効な政策よりも妥協的な政策が多くなり、政治は混乱しはじめ、国民から不満が浮出する

そのような時に弁舌爽やかな独裁者がさっそうと登場する。

さらに現代社会には、国民を監視する電子的なツールが揃っている。

後は、独裁者が、国民を煽って政権を奪取するのだ。